「親の借金のこと相談してもいい?」

ある日、妻から言われた言葉です。どうやら、親からお金を貸してくれと頼まれたらしく、金額が大きかったので、僕に相談してくれたそうです。

いや、お金を貸してしまう前に本当によく話してくれたと今でも思います。なぜなら、自己破産の可能性がある身内にお金を貸すことは、お金を捨てるのと同じことだからです。

自己破産は国の制度なので、色々と決まり事があり、身内の借金だけを返して他の借金をチャラにするなんてことはできません。そんなの不公平ですからね。

「借金ってどれくらいあるの?」

車のローンとかカードローンがたくさんあって、何百万円かあるらしく、返済期限が迫っているらしいとのこと…なんてアバウトな…。

本人が借金の総額を理解していない場合、6ヵ所以上で借金をしているケースが多いです。(今回は7ヵ所でした)

そしてどうやら両親がそれぞれ借金をしているらしく、返済期限も迫っているので、債務整理するにしても自己破産するにしても、催促を止めるために弁護士に相談かな?と妻と話していると…

「もう弁護士に相談してきた!」

まさかの急展開!妻の親御さんが弁護士に相談したら、自己破産か債務整理を勧められたが、家や車がなくなると困るから、自分たちで勝手に動き始めたよう…

いや、借金の総額も分からないのに、それはないでしょう…(結果として借金総額が1000万円以上ありました)

とりあえずお金を現時点で貸すことはできません。まずは弁護士に相談し、借金総額を把握、借金の催促を差し止めるのが最優先ですとお伝えし、僕と妻も一緒に弁護士に会いに行くことになりました。

「弁護士の費用は私が出すから」

妻の親御さんに言われましたが…いや、そりゃそうでしょう。というより、自己破産の場合は弁護士費用は破産者本人が出さなければ、お金が無駄になってしまいます。

自己破産する場合でも、学費や生活費など必要と認められているお金は「有用の資」として、支払うことができます。実は、弁護士費用もこの有用の資として認められているのです。

でもそんなことは間違っても言えません。とりあえず次の休みに一緒に弁護士に会いに行く約束をして、電話を切りました。さて、この先どうなることやら…

自己破産の流れ②自己破産か?債務整理か?へ続く

結論

借金の問題は身内にお金を借りても解決しません。まずは弁護士に相談を。